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おつとめ

浄土真宗では、お仏壇に向かい皆さんがお経などを読みます。これを勤行といい、おつとめをするともいいます。

浄土真宗で用いるお経は仏説無量寿経、仏説観無量寿経、仏説阿弥陀経で、浄土三部経といっています。般若心経を読むことはありません。

おつとめは亡くなったひとへあげるものではありません。私自身が仏様の教えを聞き喜び、ご恩に感謝することです。

よくお勤めされるもの

阿弥陀経(あみだきょう)

 短いですが阿弥陀仏のもとに生まれることを勧める大事なお経です

 

正信偈(しょうしんげ)

 親鸞聖人が書かれたもので厳密に言えばお経ではありません

 

讃仏偈(さんぶつげ)、重誓偈(じゅうせいげ)

 いずれも無量寿経のなかの一節です

 

十二礼(じゅうにらい)

 龍樹菩薩の書かれたものです。簡単な節(メロディ)がありますがおぼえやすく親しみやすいものです

 

らいはいのうた・さんだんのうた・ちかいのうた

 十二礼、讃仏偈、重誓偈の意訳を歌にしたものです

 

領解文(りょうげもん)

 蓮如上人がつくられたもの

 

浄土真宗の生活信条

 現代の言葉で浄土真宗の生活の心得をまとめたもの

おつとめの方法

お仏壇の前にすわり、合掌礼拝します。

お経の本をいただき(本を両手で目の前に持ち上げ頭を軽く下げる)開きます。

りん(かね)をたたきます(お経の本にたたくところと回数は示してあります)。

お経を読みます。(最初の一節を前に座った人が読み、『同』からみんなで唱和します)お経の途中・終わりにりんをたたきます。

お経の本を再びいただいて、閉じます。

合掌礼拝します。

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